- Social & Communication
GIBSON Prototype
- 博報堂DYホールディングス
About
プロジェクト「GIBSON」は「AR City in Kobe」「Spatial Message」「mirr」に続く博報堂DYホールディングスと行う共同研究の4つ目のプロジェクトとして起案されました。
新型コロナウィルスの世界的な蔓延によって、フィジカル空間での移動が制限され、人との物理的な接触をなるべく避けることが、生活者・事業者の双方で求められる中、人と人とを繋ぎ直す新たなコミュニケーションを探索するため、「現地と遠隔にいる2人があたかも隣にいるかのように感じる」サイバーフィジカル(AR/VR)横断のコミュニケーション体験を構築しました。本プロトタイプは、まず体験の技術・価値検証をするためにMESONの旧オフィス空間をベースに構築されました。
Background
GIBSONでは、現実世界の3Dコピーである「デジタルツイン」を用いてサイバー空間を構築することで、そこにログインする遠隔地のVRユーザーと現実世界(フィジカル空間)のARユーザーとがあたかも同じ空間を共有しているようなコミュニケーション体験の実現を目指しました。
「RGBカメラ」や「LiDAR」などのセンシング技術を用いて、ヒト・モノ・空間の情報を相互に共有することによって、ユーザーは現実世界、サイバー空間どちらからでも、リアルタイムに変化するお互いの環境コンテクストを共有しながら、物理的距離を越えて没入度の高いコミュニケーションを取れる世界観を追究しました。 本プロトタイプではMESONオフィスのデジタルツインを構築し、技術・価値検証を行いました。
Execution
Phase1ではオフィス空間のデジタルコピーを制作し、VR体験を実現しました。iPadのアプリケーション「3d Scanner App」を利用し、LiDARでオフィスをスキャン。そのデータをもとに3Dモデリングツール「blender」を利用し、スキャンデータを模造し空間を設計。 本実証調査で技術・価値検証を踏まえ、国土交通省の実証調査では広域かつ屋外の都市スケールでの体験に挑戦しました。
Results
プロトタイプ開発を経て、実際の生活シーンにおけるGIBSON導入を想定した実証実験を行うための必要機能の検証ができました。実証実験として考えられるシーンには、たとえば「観光」「ショッピング」が挙げられます。
観光客は遠隔地からVRデバイスを用いて本プラットフォームに接続し、サイバー空間に構築された没入感の高い観光地のデジタルツイン上を歩き回りながら、現地にいる人ともコミュニケーションをとれたり、遠隔地からGIBSONのプラットフォームに接続し、サイバー空間に構築されたショップに入ることで、実際に現地のブランドスタッフと話したり、店頭にある商品を詳細に確認し購入することができるといった生活シーンが考えられます。今後GIBSONでは、実証実験パートナーを募り、積極的にこうした実証実験を立ち上げていきます。
Credit
- Service Planning & Design and Development
- Kent Kajitani, Yuki Kobayashi, Kazuya Hiruma, Jun Ito, Mathilda, Kyoko Hashiguchi, Yuki Homma, Tomoaki Kuroko, Atsuto Inoue
- Collaboration in Planning: Hakuhodo DY Holdings
- Yosuke Kinoshita, Shingo Meguro, Yoshitugu Kosaka, Yuki Taniguchi, Shuhei Kubota
- Collaboration in Design and Engineering: RAWR inc.
- You Kamihiro